お子さまが転んでしまった時、どうしていますか?
『大丈夫! 痛くない! 痛くない!』
『頑張れ! 1人で起きあがれる!』
『強い! 強い! 大丈夫!』
などの声かけをしていますか?
それとも
『痛かったね。大丈夫かな?』
『びっくりしたね。イタイのイタイの飛んでいけ!しようか?』
などと声をかけていますか?
私の母は、ひ孫が椅子から落ちた時に
『おぉ、Kちゃんは強い! 痛くない!痛くない!大丈夫!』
と即座に言ってました。
このような声かけをしたら子どもは 本当は痛いのに、本当はびっくりしたのに、
これって痛いって思ってはいけないんだ。大丈夫なんだ! ボク、強い子だから痛くなんかないんだ!
と思おうとしてしまうかもしれません。
結果、痛い、びっくりしたなどの感情を自分の中に押し込めてしまいます。
まず、『痛かったね! びっくりしたね!』
とその時のお子さまの気持ちに寄り添ってあげてから
『大丈夫かな。頑張ったね』などと言ってあげましょう。
そうすればお子さまは自分の気持ちをそのまま受け入れて過ごしていくことが出来ます。
お子さまの気持ちと共にママたちご自身の気持ちも大切にしてくださいね。
感情については次回、もう少しお話ししますね。
マンマスタッフ 河上眞紀子